
ホットフラッシュと同じく、血管系の自律神経の乱れによって出る代表的な症状に「冷え」があります。ホットフラッシュとは正反対の症状ですが、実はこれも同じ原因なのです。また、「冷え」によって、更にホットフラッシュが引き起こされる事もあります。どういう事かと言うと、体が冷えれば、心臓は体を温める為に血液を送ります。
それによって、頭に血が上り、ほてりやのぼせといった症状で表れるのです。また、「冷え」が悪化する事により、更年期のその他の症状が悪化する事もあります。例えば関節痛や肩こり、しびれなどの痛みが強くなるなどです。「冷え」による体のダルさなども、なかなかわかってはもらえませんが、本人にとっては辛いものです。
更年期の冷えは、血管系の自律神経の乱れが原因ではありますが、外からの影響を少しでも減らす事も大切です。例えば冷房の入った部屋に長くいる、冷たい飲み物や食べ物をとるなど、「冷え」を助長する様な行動は避ける様にしましょう。
逆に体を温める食べ物を積極的にとる様にし、ぬるめのお風呂にゆっくりと入るなど、体を温める事を心がけて暮らす様にすると良いでしょう。
若い頃から冷え性だった人は、更年期になると更に悪化する事があるので注意が必要です。また、あまりにも「冷え」の症状が強い場合ですが、更年期障害では無く、子宮筋腫や心臓病などの病気が原因の場合もあります。たかが「冷え」だと考えず、病院を受診してみる事が大切です。