
更年期症状の中で、最も多く一般的なものがホットフラッシュです。これは周囲の環境に関係なく、「のぼせ」「ほてり」「発汗」などの症状が突然出るというものです。
「のぼせ」は、頭に血が上った様な状態の事ですが、その出方は様々です。突然に何の前触れも無く起きる人もいれば、毎日同じ時間に症状が出る人、仕事の時間になると出る人など、色々です。「ほてり」は体がカーとなって火照ってしまい、顔が紅潮し汗をかいてしまったりします。その様な状態により、冬の寒い日でも、突然暑くなって汗をかいてしまったりする「発汗」もあります。特に運動もしていないのに、顔や体から汗が出てしまうのです。
これは血管系の自律神経の乱れによるものです。自律神経は血管を収縮・拡張させる働きがありますが、主に上半身の血管を取り巻いている神経の興奮状態によって、「のぼせ」「ほてり」「発汗」などが起きます。最初に症状を感じ「あ。」と気がついて意識した途端に、体中が一気に熱くなり、自分で温度調節が出来なくなってしまいます。最初は顔を中心に発汗し、上半身、そのうち体全体へと汗をかいてゆきます。
困った事に、気にすれば気にする程、ほてりやのぼせ、発汗は止まらなくなってしまいます。自律神経の乱れが原因なので、リラックスできる方法を見つけられると、症状は少し緩和されます。とにかく無理に止めようとするとむしろ止まらなくなるので、出来る範囲でいいので気にし過ぎない事です。
また、血圧が低めだった人が、更年期になりむしろ血圧が高くなったという事もあります。更年期の症状としての「のぼせ」を感じた人は、血圧のチェックもしてみると良いでしょう。